家具作家さんの
注文で特注の真鍮製の金具(引き出しの取手)
を作成しました
上のがサイズに切った真鍮板
下のがヤスリで断面を削ったもの
その断面は
始めは四角
↓
削ってカマボコ状に
地味にひたすら
ヤスリで削りだし
この断面にすると
持つとき痛くなく
持ちやすい
かなりの手間だけどここはしないと
次は図面の形に曲げる為に
バイスではさみます
その時、木でハサミ
金具に傷がつかないように
手で所定の角度まで曲げます
カメラで撮る為に
片手ですが
実際は片手では曲がりません
両端が
所定の角度に曲がりました
次は真ん中にカーブをかけます
丸い金属の棒をガイドにして
これも両手で曲げていきます
ユックリでも一気に曲げます
木鎚で
所定のカーブになるように
完成です
端の処理を変えた物が
オーダーだったので
横から見ると
綺麗なカーブに
なっています
手で曲げるから
柔らかな曲線になります
1回で綺麗に曲げないと
変な癖がついて
流れる様な曲線にはなりません
あまりに原始的な方法
でもこれが
型をつくらなくてもよく
一番効率のいい方法です
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